20世紀西洋人名事典 「ジョンチャーンリー」の解説
ジョン チャーンリー
John Charnley
1911.8.29 - 1982.8.5
英国の整形外科医。
元・ライティントン病院股部外科センター所長。
ランカシャーのバリー生まれ。
マンチェスター大学で医学を専攻し、1935年卒業前に王立外科医師会会員予備試験に合格。さらに、翌’36年王立外科医師会の会員権を取得。第二次世界大戦中には陸軍医療部隊の少佐として中東に赴任。戦後は’47年マンチェスター王立病院の顧問整形外科医を経て、’60年代半ばにランカシャーのライティントン病院股部外科センター所長に就任、人工股関形成研究に専念し、関節形成術を開拓。これらの功績により、’75年王立協会会員に選ばれたほか、’77年にナイトに叙せられ、’78年には英国医学協会ゴールドメダルを受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報