ジョン・H.M.ビーティー(その他表記)John Hugh Marshall Beattie

20世紀西洋人名事典 の解説

ジョン・H.M. ビーティー
John Hugh Marshall Beattie


1915 -
英国の社会人類学者。
東アフリカ民族誌造詣が深く、方法論や理論に強い関心を示す。タンガニーカ(現タンザニア)で長く行政官を務めたことなどが、人類学を専攻するきっかけとなった。1951〜55年に延べ22カ月、ウガンダニョロ族の間で現地調査に従事し、その報告として「ブニョロ―アフリカの一王国」(’60年)等にその成果を著した。オックスフォード大より博士号を得て、’53年以来同大で社会人類学の教鞭をとる。著書は他に「異なる文化―社会人類学の目的、方法、成果」(’64年)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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