20世紀西洋人名事典 「ジョン・M.クラーク」の解説
ジョン・M. クラーク
John Maurice Clark
1884.11.30 - 1963.6.27
米国の経済学者。
元・コロンビア大学教授。
マサチューセッツ州ノーサンプトン生まれ。
父は著名な経済学者J.B.クラーク。アマースト大学卒業後、コロンビア大学で、修士号、博士号を取得。コロラド、アマースト、シカゴの各大学を経て、1926年コロンビア大学で経済学教授となる。クラインは父の経済学の衣鉢を継ぎ、完全競争理論に基に制度学派的方法を採用し、有効競争の理論を展開し、産業組織論の分野を開拓、さらに加速度原理の体系的な研究、間接比に関する研究などを行ったことで知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報