20世紀西洋人名事典 の解説
ジョージ・アーリー ヘイル
George Ellery Hale
1868.6.29 - 1938.2.21
米国の天文学者。
元・ヤーキース天文台長,元・ウィルソン山天文台長。
シカゴ生まれ。
1892年頃スペクトロヘリオグラフを考案、自作し、太陽のカルシウム羊斑を発見。その後、シカゴ大学天体物理学教授。ヤーキース天文台を設立し、1895〜1905年同天文台初代台長を務める。’04年ウィルソン山天文台を設立。塔望遠鏡を作り、’08年ゼーマン効果及び黒点に磁場が存在することを発見。’04〜23年同天文台長。また、’08年1.5m反射望遠鏡、’17年2.5m反射望遠鏡を建設。さらにパロマー山天文台に世界一の5m反射望遠鏡(ヘール望遠鏡)建設に尽力。「天体物理学雑誌」の発行、「銀河の彼方から」などの著作もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報