20世紀西洋人名事典 「ジョージオーネ」の解説
ジョージ オーネ
Georges Ohnet
1848 - 1918
フランスの小説家。
新聞記者より小説家になり、1877年より「人生の戦い」を連作、「セルジュ・バニーヌ」(1881年)、「鍛冶屋の親方」(1882年)は上演され、また、「大泥岩坑」(1885年)などの作品がある。金権と貴族主義への対抗がテーマで文体は貧しいが論理的で精密な現実把握を特徴とし広く読まれた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報