ジョージ・ブルックスフィールド(その他表記)George Brooks Field

20世紀西洋人名事典 の解説

ジョージ・ブルックス フィールド
George Brooks Field


1929.10.25 -
米国の理論天体物理学者。
元・プリンストン大学教授
ロードアイランドのプロヴィデンス生まれ。
プリンストン大学で、Ph.Dを取得し、1957年同大学天文学講師を経て、’65年カリフォルニア大学バークリー校の教授となる。’70〜71年同学部長、’72年ハーバード大学天文学教授を歴任、’73年からハーバード・カレッジ天文台天体物理学センター所長などを務めた。彼の研究は「なぜ銀河団集団のままでいるか」ということに始まり、銀河間にある水素原子が、波長輻射吸収、放出することに着目し、’58年に吸収の証拠を探った。また、星のスペクトルの中のスペクトル線についての研究も行った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android