スコッツボロ事件(読み)すこっつぼろじけん(その他表記)Scottsboro Case

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スコッツボロ事件」の意味・わかりやすい解説

スコッツボロ事件
すこっつぼろじけん
Scottsboro Case

アメリカ合衆国南部のアラバマ州で1931年に起こった黒人少年に対するでっち上げ裁判事件。13歳の最年少者を含む9名の若い黒人が、貨物列車内で2人の白人女性を強姦(ごうかん)したかどで逮捕投獄され、ただちに死刑判決を受けた。この裁判を、人種差別体制を象徴する事件だと考えた共産党は、全国黒人向上協会(NAACP)とともに無罪釈放運動に取り組み、国際的な問題にした。「被害者」自身が強姦の事実を否定、連邦裁判所が裁判のやり直しを命じ、大統領が釈放を要請したにもかかわらず、結局、アラバマ州裁判所は最高99年という長期刑を言い渡した。しかし妥協成立、50年までには全員が釈放された。

上杉 忍]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む