20世紀西洋人名事典 「スタークヤング」の解説
スターク ヤング
Stark Young
1881 - 1963
米国の劇作家,劇評家,小説家。
ミシシッピ州生まれ。
ミシシッピ大学で教鞭を執りながら、詩、劇を書く。その後、ジャーナリストとなり、有力な新聞、雑誌に鋭い洞察力の劇評を発表する。「コスモポリタン派」と呼ばれ、1920年代を代表する劇評家。小説では南北戦争を扱った「ばらは赤かりき」(’34年)がベストセラーとなるなど、南部文化の強力な擁護者でもある。’50年代にはチェーホフの優れた翻訳を発表。著書には評論「演劇」(’27年)、劇評集「不滅の影」(’48年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報