デジタル大辞泉 「スペースチェンバー」の意味・読み・例文・類語 スペース‐チェンバー(space chamber) 宇宙空間と同等の高真空、低温環境を再現する設備。多く円筒形で、直径1メートルほどの小型のものから直径14メートル前後の大型のものまであり、人工衛星や宇宙探査機などの試験を行う。スペースチャンバー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スペースチェンバー」の意味・わかりやすい解説 スペースチェンバーspace chamber 内部を宇宙環境と同じ条件にできる実験用容器。人工衛星や宇宙船の機械器具の信頼性テストや,材料の開発,また宇宙空間での物理的現象の研究に使われる。ロケット試験用の簡単な装置のものもあるが,人工衛星用のものは,チェンバー内部を高度の真空とし,冷暗黒色の放射吸収壁で囲い,模擬太陽で照射するなど,細部まで宇宙環境をつくりだしている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by