スホクラント(その他表記)Schokland

デジタル大辞泉 「スホクラント」の意味・読み・例文・類語

スホクラント(Schokland)

オランダ中部、フレボラント州にある干拓地。アムステルダムの北東約60キロメートルに位置する。もと半島だったところが浸食によって島となり、さらに浸食が進んで島が水没しそうになったため、1920~1930年代にアフスライト大堤防を築いて海水の浸入を防いだ。この工事によってアイセル湖ができた。干拓の歴史を紹介する博物館がある。1995年に「スホクラントとその周辺」として世界遺産(文化遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スホクラント」の意味・わかりやすい解説

スホクラント
Schokland

オランダ中部,フレフォラント州にある干拓地域。かつてはゾイデル海に突き出た半島であったが,海水による浸食と高潮時の洪水で 15世紀までに島となった。 18世紀末オランダ政府水利省が設置され,1920年土木技師から建設大臣に抜擢されたコルネリス・レーリーによって本格的な干拓工事が始まった。 1932年,フリースラント州とノールトホラント州を結ぶ大堤防が完成しゾイデル海はアイセル湖となり,1970年全工事を終え広大な耕地が誕生した。一方で,マンモスやオオジカの骨をはじめ氷河期の化石,旧石器時代の居住跡,石器,農工具など,厳しい自然環境と戦いながら進化してきた様子を物語る貴重な資料が発掘された。 1995年世界遺産の文化遺産に登録。

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