スメルハラスメント

デジタル大辞泉 「スメルハラスメント」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「スメルハラスメント」の解説

スメルハラスメント

体臭や口臭など臭いによって周囲に不快感を与えること。通称「スメハラ」。ハラスメント(嫌がらせ)と称されているが、臭いを発する本人は無自覚なことが多いため嫌がらせとは言い難い。2005年に歯周病菌の殺菌薬を開発したパーフェクトペリオ株式会社が10年に行った調査で、9割以上の人が「社内に口臭が気になる人がいる」と答えた。この頃からスメルハラスメントとの言葉が流布し始めたとみられる。当初男性の体臭・口臭に対して使われることが多かったが、13年現在、女性の強い香水の臭いや高齢者の加齢臭なども対象となっている。

(2013-8-1)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android