マタニティーハラスメント

デジタル大辞泉 の解説

マタニティー‐ハラスメント

《〈和〉maternity+harassment》職場などでの、妊娠出産に関するいやがらせ。妊婦に直接いやがらせを言ったりしたりするほか、妊娠を理由自主退職強要する、育児休暇を認めない、妊娠しないことを雇用条件にするなどの行為も含まれる。マタハラ
[類語]アカデミックハラスメントアルコールハラスメントエージングハラスメントカスタマーハラスメントジェンダーハラスメントスメルハラスメントセクシュアルハラスメントソーシャルメディアハラスメントドクターハラスメントパタニティーハラスメントパワーハラスメントモラルハラスメントレイシャルハラスメントロケーションハラスメント時短ハラスメント

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共同通信ニュース用語解説 の解説

マタニティーハラスメント

妊娠や出産、育児を理由とした退職の強要や降格などの不利益な取り扱いを指し「マタハラ」と略されることが多い。男女雇用機会均等法事業主にこうした不利益を労働者にもたらす取り扱いを禁じている。厚生労働省は昨年9月、是正勧告に従わない悪質な事業所名を初めて公表上司同僚によるマタハラの防止策を講じることを事業主に義務付けた改正均等法を含む雇用保険関連法が先の通常国会で成立した。

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知恵蔵mini の解説

マタニティー・ハラスメント

働く女性が妊娠・出産に関連し職場において受ける精神的・肉体的いやがらせのこと。略称、マタハラ。妊娠中や産休後に会社で受ける「心無い言葉・行動」「解雇や契約打ち切り、自主退職への誘導」が主な行為で、非正規雇用者の増加などにより近年急増していると報道されている。2012年に日本労働組合総連合会が行った調査では、4人に1人に相当する25.6%が経験したと回答。日本の企業においては男性中心に運営がなされてきた歴史が長く、働く女性への理解が足りないため、問題が深刻化していると考えられている。

(2013-9-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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