スラップスケート(英語表記)slap skate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スラップスケート」の意味・わかりやすい解説

スラップスケート
slap skate

ブレード (刃) と靴のかかと部分が離れる構造になったスケート靴オランダで開発され,1996年シーズンからスピードスケート選手が使用し始めた。またたく間に主流となり,1998年長野オリンピック競技大会ではやつぎばやに世界新記録が飛び出した。アキレス腱部分の疲労が少ないうえ,ブレードと氷の接触時間が長いため氷を蹴る力のロスも軽減されることから,記録が飛躍的に向上した。

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