デジタル大辞泉
「スラー」の意味・読み・例文・類語
スラー(slur)
楽譜で、2個以上の音符の上または下につけられた弧線。この間の音をなめらかに続けて演奏することを示す。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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スラー
- 〘 名詞 〙 ( [英語] slur ) 二個以上の音符の一群の上、または下に記した弧線。その弧線の区間の音を切らずに、なめらかに演奏することを指示する。
- [初出の実例]「小指一本で八音を上下した時は、スラアあり、トリルあり」(出典:春(1908)〈島崎藤村〉七五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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スラー
音楽記号。複数の音符の上あるいは下につける弧線。音を切らずなめらかに(レガート)演奏することを指示する。多くの場合,楽句(旋律などの区切り)も示す。(図)→タイ
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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スラー[slur]
2つ以上の音符の上または下に付けられ、それらの音をなめらかに(レガートに)弾くように指定する記号。
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のスラーの言及
【フレージング】より
…フレージングの付け方によって旋律の性格がまったく変わってしまうので,分析と演奏にあたっては細心の注意と的確な判断が要求される。フレージングを表す手段としては,中世のグレゴリオ聖歌以来,単縦線や複縦線,短い縦線,フェルマータ,休符,コンマなどさまざまな記号が使われてきたが,現在ではスラーが一般的である。ただし,これはレガートの意味のスラーとははっきり区別されねばならない。…
※「スラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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