スンズバル(読み)すんずばる(その他表記)Sundsvall

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スンズバル」の意味・わかりやすい解説

スンズバル
すんずばる
Sundsvall

スウェーデン北部、ノールランド地方の工業港湾都市。人口9万3125(2001)。ボスニア湾に面した天然良港をもち、パルプ工業化学工業があり、港はその積出し港となっている。また地方商業の中心地でもある。1624年グスタフ2世アドルフによって都市が建設されたが発展をみず、19世紀に入って森林開発と製材工業の発達に伴って急速に工業都市化した。1888年の大火により焼失したのち、れんが石造りの町が復活し、「石の町」の名がある。

[中島香子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「スンズバル」の意味・わかりやすい解説

スンズバル

スウェーデン東部,ボスニア湾岸の港市木材集散地で,大製材所があり,パルプ造船などの工業も行われる。9万6687人(2012)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android