現代外国人名録2016 「セゴレーヌロワイヤル」の解説
セゴレーヌ ロワイヤル
Ségolène Royal
- 職業・肩書
- 政治家 フランスエコロジー・持続可能開発・エネルギー相
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1953年9月22日
- 出生地
- セネガル・ダカール
- 本名
- Royal,Marie Ségolène
- 学歴
- ナンシー第2大学〔1974年〕卒,パリ政治学院,国立行政学院(ENA)〔1980年〕卒
- 経歴
- 軍人だった父の任地セネガル・ダカールに生まれ、1964年父の退官に伴い仏ロレーヌ地方シャーマーニュに転居。ナンシー第2大学、パリ政治学院、国立行政学院(ENA)で学ぶ。ENAで同級だったフランソワ・オランド(のちの社会党第1書記)とは、’70年代から婚姻届けを出さない事実婚を続け、4児をもうけた(2007年6月離婚)。1980年ENA修了後、マリー・セゴレーヌからセゴレーヌに改名。’81年ミッテラン政権の大統領府非公式スタッフとなり、’82年保健・環境問題担当の公式スタッフに抜擢される。’83年スタッフのままトルービル・シュル・メール市議に当選。’88〜92年ポワトゥーシャラント選出のフランス国民議会(下院)議員。’92〜93年ベレゴホワ内閣の環境相。’93年よりドゥセーブル選出の国民議会議員。’97年〜2000年ジョスパン内閣の学校教育相、2000〜2001年家庭・児童担当相、2001〜2002年家庭・児童・身障者担当相。2004年4月ポワトゥーシャラント地域圏議会議長に選出。2007年4月の大統領選に立候補するが、サルコジ内相に敗れる。同年6月の総選挙には出馬せず、国会議員を引退。2008年11月党第1書記選に立候補するが、リール市長のオブリに敗れる。2011年10月大統領候補選出のための社会党内の1次選挙で4位にとどまり、予備選挙段階で脱落。2012年大統領選では元夫のオランド候補を応援し、オランドは17年ぶりに社会党の大統領として当選した。2014年4月ヴァルス内閣のエコロジー・持続可能開発・エネルギー相。美貌を持つ政治家として、社会党の看板議員でもあり、マスコミへの登場回数も多い。著書に「チャンネルを回す赤ちゃんの憂うつ」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報