セバスティアン岩(読み)セバスティアンがん(その他表記)sebastianite

岩石学辞典 「セバスティアン岩」の解説

セバスティアン岩

黒雲母に富むユークライト(eucrite).顕晶質岩石灰長石と黒雲母からなり,少量のオージャイト燐灰石を含んでいる.この岩石はラクロアがイタリア,ヴェスヴィアスのモンテ・ゾンマ(Mt. Somma)のサンセバスティアン(San Sebastiano)の熔岩とともに放出された岩石の一つに命名したものである[Lacroex : 1917].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android