普及版 字通 「セン・うがつ・あな」の読み・字形・画数・意味
人名用漢字 9画
[字訓] うがつ・あな
[説文解字]
[その他]
[字形] 会意
(穴)+(が)。を以て穴をあける意。〔説文〕七下に「るなり。の中に在るに從ふ」とあり、鼠などが穴することをいう。〔詩、召南、行露〕に「誰か鼠に(きば)無しと謂ふ 何を以てか我が(かき)をてる」という。塚を発(あば)いて盗むことをもという。
[訓義]
1. うがつ、ほる、あなをあける。
2. とおる、つらぬく、やぶる。
3. あな、つかあな。
4. きる、はく、つける。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ホル・アナトホル・ウガツ・ツラヌク・カヨフ・アナホル
[語系]
・川thjyunは同声。〔説文〕十一下に川を「(貫)(くわんせん)してする水なり」(段注本)と訓している。
[熟語]
屋▶・過▶・豁▶・貫▶・渠▶・掘▶・穴▶・結▶・孔▶・甲▶・行▶・兀▶・鑿▶・札▶・耳▶・牆▶・心▶・鍼▶・錐▶・井▶・石▶・担▶・通▶・▶・徹▶・破▶・鼻▶・弊▶・壁▶・▶・夜▶・▶・踰▶・用▶・▶・籬▶・連▶・廊▶・漏▶
[下接語]
貫・蟻・孔・細・鑿・耳・石・節・鼠・虫・破・排・履
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報