普及版 字通 「セン・タン」の読み・字形・画数・意味
15画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は單(単)(たん)。單にまた戰(戦)(せん)の声がある。〔説文〕十三下に「野土なり」とあり、〔段注〕に「野なるは郊外なり。野土なるは、野に於て地を治め艸を除く」という。土はもと(社)の初文。野外の祭場とすべきところ、壇と声義が近い。
[訓義]
1. まつりのにわ、野外のまつりのにわ。
2. 草を除ききよめる。
3. 壇と通じ、祭場。
4. 坦と通じ、ひろくたいらか。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ツチハルク・ク(タ)ヒラム 〔立〕 マチ
[熟語]
帷▶・場▶
[下接語]
除・壇・置・・方・立
17画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は專(専)(せん)。〔楚辞、離騒〕に「(けいばう)と(ていせん)とを索(と)り 靈氛(れいふん)に命じて余(わ)が爲に之れを占はしむ」とあり、とは竹を折って卜う楚人の卜法をいう。〔説文〕五上に「圜(まる)き竹なり」とあり、團(団)(だん)の声でよむとするが、專声で用いる字である。
[訓義]
1. 竹卜。
2. 円い竹かご。
[下接語]
折・楚・・霊
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報