普及版 字通 の解説

14画
(異体字)
11画
[字訓] そなえる・ののしる
[説文解字]

[字形] 形声
声符は孱(せん)。〔説文〕八上に字を
に作り、「
(そな)ふるなり」と訓し、
(せん)声。
と声義の同じ字であるが
は舞容を以て神に献ずる意で、形義のえやすい字である。孱は孱弱(せんじやく)で字の形義をえがたいが、〔書、尭典〕にも「功を
(あら)はす」とあって、古くからみえる字である。また、ののしり悪(にく)む意があり、あるいはそれが本義であろう。[訓義]
1. そなえる。
2. ののしる。
3. あらわす。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ツブサニ・ソナフ・シリゾク・ソネム・ミル・シメス・ヒトシ 〔字鏡集〕
・
ソナフ・ミル・ソネム・シメス・シリゾク・ツツシム・エラム・ツブサニ[熟語]
功▶・
工▶・
事▶・
弱▶・
▶・
陋▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

