セントキャサリンズ(その他表記)Saint Catharines

デジタル大辞泉 「セントキャサリンズ」の意味・読み・例文・類語

セント‐キャサリンズ(Saint Catharines)

カナダ、オンタリオ州南東部の都市オンタリオ湖南西岸、ウェランド運河沿いに位置し、ナイアガラの滝に近い。交通要地で、工業発達ナイアガラ半島果樹栽培の中心地であり、食品加工業も盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「セントキャサリンズ」の意味・わかりやすい解説

セント・キャサリンズ
せんときゃさりんず
Saint Catharines

カナダ、オンタリオ州南東部の都市。人口12万9170(2001)。ナイアガラ滝の北西約20キロメートルに位置する。ウェランド・シップ運河とカナダ国有鉄道の支線が数本通っており、交通の要地でもある。カナダのナイアガラ・フォールズ市と大都市圏を構成し、その人口は37万7009(2001)である。運輸、機械製造、黒色冶金(やきん)、化学パルプなどの工業がある。また、風光美と肥沃(ひよく)な土地を有し、ナイアガラ半島の果樹産業の中心でもある。

[山下脩二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セントキャサリンズ」の意味・わかりやすい解説

セントキャサリンズ
Saint Catharines

カナダ,オンタリオ州南東部の都市。ハミルトンの南東約 60km,オンタリオ湖とエリー湖を結ぶウェランド運河沿いに位置する。 18世紀後期イギリス人が入植,19世紀末までは鉱泉で有名であった。その後果樹の集散地として発展し,ガーデンシティーと呼ばれるようになった。現在は自動車部品,重電機,土木機械,果実缶詰などの工業が主産業。南方にナイアガラ崖がある。人口 13万1400(2011)。

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