セントクラウド(その他表記)Saint Cloud

デジタル大辞泉 「セントクラウド」の意味・読み・例文・類語

セント‐クラウド(Saint Cloud)

米国ミネソタ州中部の都市ミネアポリス北西約100キロメートル、ミシシッピ川沿いに位置する。19世紀にハドソン湾会社毛皮交易拠点として発展。20世紀末まで花崗岩かこうがん採掘が盛んだった。ドイツ系の住民多く居住する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セントクラウド」の意味・わかりやすい解説

セントクラウド
Saint Cloud

アメリカ合衆国,ミネソタ州中部の都市。ミネアポリスの北西約 100km,ミシシッピ川とソーク川の合流点に位置する。 1854年入植。ハドソン湾会社の毛皮集散地として発展。花崗岩採石と加工がおもな産業で,「花崗岩都市」と呼ばれる。ほかに穀類を産し,酪農製品を製造する。住民はドイツ系で,ローマ・カトリック教徒が多い。セントクラウド州立大学 (1869創立) とカトリック系の大学がある。人口4万 8812 (1990) 。

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