ゼップブラッター(英語表記)Sepp Blatter

現代外国人名録2016 「ゼップブラッター」の解説

ゼップ ブラッター
Sepp Blatter

職業・肩書
国際サッカー連盟(FIFA)会長 元国際オリンピック委員会(IOC)委員

国籍
スイス

生年月日
1936年3月10日

出生地
フィスプ

本名
ブラッター,ジョセフ・ゼップ〈Blatter,Jeseph Sepp〉

学歴
ローザンヌ大学(経済学)〔1959年〕卒

勲章褒章
旭日大綬章(日本)〔2009年〕

経歴
12歳から35歳までスイスのアマチュアリーグでサッカー選手としてプレーしたが、選手としては無名だった。1964年スイス・アイスホッケー連盟事務総長、時計会社ロンジンの広報局長を務め、’72年ロンジン社員としてミュンヘン五輪に携わる。’75年国際サッカー連盟(FIFA)に入り、コーチ、審判を養成するプロジェクトを担当。’81年FIFA事務総長となり、アベランジェ会長の右腕として活動、長期政権を支えた。’98年6月FIFA会長選でヨハンソン副会長を破り、第8代会長に就任。’99年国際オリンピック委員会(IOC)委員に選出(2015年8月まで)。2002年FIFA会長選で2選。その後、不透明な財政問題などで批判を浴びるが、2007年6月対抗馬が出ず、3選を果たす。2011年対抗馬の候補が選挙直前に買収疑惑で資格停止となり、信任投票で4選。2015年5月27日巨額汚職事件でFIFA幹部らが逮捕されるが、2日後の会長選挙で5選を果たす。しかし退陣の声を受け、6月2日に辞意表明。2016年2月のFIFA臨時総会で後任が決まり次第退任する。2015年9月汚職事件について背任横領容疑でスイス検察当局が捜査を開始。10月背任などの容疑により90日間の活動禁止処分を受ける。英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語イタリア語を操る。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「ゼップブラッター」の解説

ゼップ ブラッター
Sepp Blatter
サッカー

国際サッカー連盟(FIFA)会長;国際オリンピック委員会(IOC)委員
生年月日:1936年3月10日
国籍:スイス
出生地:フィスプ
別名等:本名=Jeseph Sepp Blatter
学歴:ローザンヌ大学卒
経歴:12歳から35歳までスイスのアマチュアリーグでサッカー選手としてプレーしたが、選手としては無名だった。1964年スイス・アイスホッケー連盟事務総長、時計会社の広報局長などを経て、’75年国際サッカー連盟(FIFA)入り。’81年からFIFA事務総長を務め、アベランジェ会長の右腕として活動、長期政権を支えた。’98年6月第8代会長に就任。その後、不透明な財政問題などで批判を浴びるが、2003年2選、2007年3選、2011年4選を果たす。国際オリンピック委員会(IOC)委員も務める。英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語を操る。

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知恵蔵mini 「ゼップブラッター」の解説

ゼップ・ブラッター

国際サッカー連盟(FIFA)会長。1936年3月10日、スイス・ウルリッヒェン生まれ。本名ジョセフ・ゼップ。スイスのアマチュアリーグのサッカー選手として活動し、64年にスイス・アイスホッケー連盟事務総長に就任。75年にFIFAに入り、81年にはFIFA事務総長に就任、98年、第8代会長に就任した。その後4期にわたり会長の座にあり、2015年には複数のFIFA幹部を含む14人が起訴された汚職事件が発生した。同年5月29日の会長選挙でアリ・フセイン王子(ヨルダン)を破り5期目に入ったが、会長としての責任を問う声が高まり、同年6月2日、次期会長を選ぶ臨時総会開催後に辞任することを表明した。

(2015-6-4)

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