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ぜんそく様気管支炎 ぜんそくようきかんしえん

家庭医学館の解説

ぜんそくようきかんしえん【ぜんそく様気管支炎】

 乳児や比較的低年齢の子どもに、鼻やのどのかぜ(ウイルス感染)とともに、気管支がせばまってたんがたまり、せきや、ゼイゼイいう息の音(喘鳴(ぜんめい))、軽い呼吸困難がおこることがあります。
 はっきりしたぜんそくとはいえないけれども、ぜんそくと同じような症状であるため、ぜんそくの一部とされていますが、症状が軽くて発作の頻度も少ない場合にこの病名がつけられます。
 ぜんそく性気管支炎(せいきかんしえん)と呼ばれることもあります。
 大きく分けると、アトピー(免疫のしくみとはたらきの「アレルギー反応」のⅠ型アレルギー)が本人にも家族にもなく学齢期までに症状がでなくなる場合と、アトピーがあって明らかなぜんそくになっていく場合の2つがあります。
 しかし、ぜんそく様気管支炎の段階では明確に区別する方法はなく、発熱がある場合はウイルスや細菌による急性気管支炎(きゅうせいきかんしえん)との区別が困難です。
 乳児の場合は、気管支などの形態異常による喘鳴や、異物を飲みこんだケースなどと区別をつける必要があります。
 治療はぜんそくに準じ、気管支を拡張する薬を使います。発熱がある場合は、細菌性による気管支炎かどうかを血液検査で調べる必要があります。

出典|小学館家庭医学館について | 情報