アトピー

栄養・生化学辞典「アトピー」の解説

アトピー

 アトピー性疾患とほぼ同じ意味に使われ,また「アトピー反応」などより広い意味に使われることもある.即時型免疫過敏状態すなわちアトピー反応を起こす状態.アレルゲンに容易に感作してIgEができやすい遺伝的体質アトピー性過敏症)の人に多いと考えられている.幼児期の湿疹アトピー性湿疹),アレルギー性鼻炎気管支喘息花粉症などのアトピー性疾患の原因となる.

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妊娠・子育て用語辞典「アトピー」の解説

あとぴー【アトピー】

アレルゲン(アレルギー反応を起こす物質)に体が反応してしまい、湿疹やぜんそく、鼻炎などを発症しやすい体質をいいます。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

世界大百科事典 第2版「アトピー」の解説

アトピー【atopy】

語源ギリシア語のatopos(奇妙な)で,奇妙な病気strange diseaseの意味。1923年コカArthur F.Cocaが,枯草熱(花粉症),気管支喘息(ぜんそく)を中心とする遺伝傾向が強い一群のアレルギー性疾患を包括する疾患概念として提唱したものである。25年にはコカ自身によって,アトピー罹患患者の血清中に,皮膚反応によって証明される抗体様物質が高率に存在することが明らかにされ,コカはこの物質をアトピー性レアギンatopic reaginと名づけた。

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世界大百科事典内のアトピーの言及

【アレルギー】より

…薬物抗原としては,ペニシリン,セファロスポリン,アスピリンなどが重要である。
[体質とアレルギー]
 I型のアレルギー反応には素因(体質)が関与しており,その素因をアトピーという。アトピーとは,アレルギー性疾患の家族歴を有し,正常人では起こさない程度のごく少量の抗原に触れてもIg E抗体を産生する遺伝的な素因とも考えられる。…

【気管支喘息】より

…しかし高齢者や喫煙者では両疾患の合併も多い。
【病型,症状,誘因】
気管支喘息は,発症機序によりアトピー型(外因型)と非アトピー型(内因型)に分類される。小児発症患者のほとんどはアトピー型であるが,成人発症患者では非アトピー型が多い。…

※「アトピー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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