普及版 字通 「ソ・さかのぼる」の読み・字形・画数・意味
常用漢字 14画
(旧字)
14画
(異体字)
13画
[字訓] さかのぼる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(朔)(さく)。〔説文〕十一上に泝を正字とし、重文としてを出しているが、二形ともに行われており、ただ慣用を異にするところがある。水流にるときには泝を用いるが、時間的にるばあい、たとえば法律の効力がその発布以前にって及ぶようなときには及といい、泝は用いない。
[訓義]
1. さかのぼる、流れをさかのぼる、以前にさかのぼる。
2. むかえる、むかう、のぼる、ゆく。
3. と通じ、うったえる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕・泝 ムカフ・サカノボル 〔字鏡集〕・泝 サカノボル・サカサマニナガレノボル・ホトリ・サムシ・ウヅマク・ムカフ
[熟語]
▶・及▶・原▶・行▶・江▶・波▶・風▶・游▶・流▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報