タイタスビル(英語表記)Titusville

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タイタスビル」の意味・わかりやすい解説

タイタスビル
Titusville

アメリカ合衆国,フロリダ州中部の都市。メリット島北部のケネディ宇宙センターとは,インディアンリバー (潟湖) を渡る堤道で結ばれている。 1867年に H.タイタス大佐が入植,86年町になったとき彼にちなんでいまの名がつけられた。翌年ジャクソンビル,タンパキーウェストから鉄道が延び,オレンジの出荷地となった。 1946年市となり,63年インディアンリバー市などを合併した。 50年代以後観光事業の重要度が増し,付近にある宇宙飛行関係の研究と工業が市の経済に及ぼす影響が強くなっている。人口3万 9394 (1990) 。

タイタスビル
Titusville

アメリカ合衆国,ペンシルバニア州北西部の小都市。エリー湖南東 65kmのオイル川沿岸に位置する。 1796年タイタス兄弟が建設製材農業の中心地として繁栄。 19世紀中頃に石油が発見され,石油精製所ができたが,1892年5月,水害のためタンクがこわれ,流出した石油に引火して大災害となった。 1950年以後石油の産出は停止された。現在は石油開発当時を記念する博物館がある。人口 6434 (1990) 。

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