タカネコウリンカ(読み)たかねこうりんか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タカネコウリンカ」の意味・わかりやすい解説

タカネコウリンカ
たかねこうりんか / 高嶺紅輪花
[学] Tephroseris takedana (Kitam.) Holub
Senecio takedanus Kitam.

キク科(APG分類:キク科)の多年草。同じくキク科のコウリンカに似るが、本種は花柄が短く、やや上部へ広がり、花柄に多数包葉をつけるなど、コウリンカと異なる。日本固有種で、中部地方高山帯に生育する。学名は、高山植物を研究した植物学者、武田久吉を記念したものである。

[小山博滋 2022年3月23日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む