日本大百科全書(ニッポニカ) 「タカネコウリンカ」の意味・わかりやすい解説 タカネコウリンカたかねこうりんか / 高嶺紅輪花[学] Tephroseris takedana (Kitam.) HolubSenecio takedanus Kitam. キク科(APG分類:キク科)の多年草。同じくキク科のコウリンカに似るが、本種は花柄が短く、やや上部へ広がり、花柄に多数の包葉をつけるなど、コウリンカと異なる。日本固有種で、中部地方の高山帯に生育する。学名は、高山植物を研究した植物学者、武田久吉を記念したものである。[小山博滋 2022年3月23日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例