タベウニ島(読み)タベウニトウ

デジタル大辞泉 「タベウニ島」の意味・読み・例文・類語

タベウニ‐とう〔‐タウ〕【タベウニ島】

Taveuniフィジー諸島の島。旧称ソモソモ島。同諸島第3の島で、バヌアレブ島南東位置する。島の中央部にフィジーの国花タンギモウジアが自生するタンギモウジア湖があるほか英国の旧グリニッジ天文台を通る本初子午線反対の180度経線が通る。主な町は北西岸ソモソモとワイエボ。フィジー系住民が多く居住。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「タベウニ島」の意味・わかりやすい解説

タベウニ島
たべうにとう
Taveuni

南西太平洋、メラネシア、フィジー領の島。フィジー第二の島バヌア・レブ島からソモソモ海峡を隔てて南東に位置する島で、旧名ソモソモSomosomo島。北東から南西に42キロメートル、幅11キロメートル、面積430平方キロメートル。人口約1万2000。中央に山脈が走り、最高峰はウルイガラウUluigalau山(1231メートル)。グリニジ標準子午線の正反対にあたる180度経線が走る。コプラコーヒーを産するほか、綿を産出したこともある。

[大島襄二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タベウニ島」の意味・わかりやすい解説

タベウニ島
タベウニとう
Taveuni Island

南太平洋,フィジー第3の島。バヌアレブ島の南東方に位置。最高峰 (1241m) は同国で2番目に高い。中心集落は西岸のソモソモ。コプラ,コーヒーを産する。面積 435km2。人口1万 1050 (1986) 。

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