たらいうどん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「たらいうどん」の意味・わかりやすい解説

たらいうどん

徳島県の郷土料理大釜(がま)でゆでたうどんを大きなたらいはんぼ)にゆで汁ごと移し、大ぜいで食べるもので、いわゆる釜あげうどんの野趣に富む豪華版である。もともと農作業の昼食野外でつくったといわれるうどんの食べ方だが、いまでは御所温泉(阿波(あわ)市宮川内)など、阿波市の旧土成(どなり)町地区の名物料理になっている。つけ汁は、吉野川で春にとれるジンソクという小魚をだしにしてつくる。小豆(しょうど)島(香川県)で行事のときなどにつくる「千本箸(せんぼんばし)」も、同じような食べ方をする。

[堤 方子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「たらいうどん」の解説

たらいうどん

徳島県阿波市に江戸時代末期から伝わる郷土料理。太めのうどんをゆで汁ごと飯盆に移したものを、つけ汁につけて食する。古くは木こりたちが仕事納めに吉野川の河原で食べていた野外料理。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む