20世紀西洋人名事典 「ダニエルノーマン」の解説
ダニエル ノーマン
Daniel Norman
1864.3.10 - 1941.6.19
カナダの宣教師。
元・カナダ・メソディスト教会宣教師。
オンタリオ州生まれ。
1897年に来日し、東京、金沢、長野で伝道。1902年から32年間長野市に定住して伝道活動を行う。’29年長野福音学校開設、賀川豊彦などを招き、長野県東北部で農村伝道を展開。軽井沢が伝道区であったことから、軽井沢避暑団の指導的役割を果たし、保養休養地を作るのに尽力し、現在でも「ノルマン館」として家が残っている。その後、A.R.ストーンに伝道は継承され、農村伝道神学校の源流となる。彼の次男のE.H.ノーマンはカナダの外交官で、日本語学者として知られている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報