チェックライター(読み)ちぇっくらいたー(その他表記)check writer

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「チェックライター」の意味・読み・例文・類語

チェック‐ライター

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] checkwriter )
  2. 金額の数字を、精密な刻みこみ式に印字する機械。偽造防止のため小切手などの金額印字に使用する。
  3. 小切手振出人。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チェックライター」の意味・わかりやすい解説

チェックライター
ちぇっくらいたー
check writer

事務用機器の一種。小切手、手形、証券、領収書などの額面金額を、書き換え防止のため紙面に刻み込んで印字するもの。1920年代にドイツとアメリカで同時に発明されたといわれるが、起源は明らかではない。字体洋数字と和数字のものがあるが、ほとんどが洋数字のもので、機能上、手動式と電動式とに大別される。現在日本でもっとも多く使われているのは、手動式のロータリー回転)式で、これは印字をハンドル操作で指定しながら一字ずつ刻字する方式である。手動式にはこのほかレバー式(L型ともよばれている)といって、所要の印字をあらかじめつまみでセットしたあと、レバーハンドルを引くだけで一斉に印字できるようになっているものもある。また電動式というのは、電話のダイヤル方式になっているもので、一字ずつ打っていく方式、セットした数字をワンタッチで打つ方式などがある。

[野沢松男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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