事務用機器の一種。小切手、手形、証券、領収書などの額面金額を、書き換え防止のため紙面に刻み込んで印字するもの。1920年代にドイツとアメリカで同時に発明されたといわれるが、起源は明らかではない。字体は洋数字と和数字のものがあるが、ほとんどが洋数字のもので、機能上、手動式と電動式とに大別される。現在日本でもっとも多く使われているのは、手動式のロータリー(回転)式で、これは印字をハンドル操作で指定しながら一字ずつ刻字する方式である。手動式にはこのほかレバー式(L型ともよばれている)といって、所要の印字をあらかじめつまみでセットしたあと、レバーハンドルを引くだけで一斉に印字できるようになっているものもある。また電動式というのは、電話のダイヤル方式になっているもので、一字ずつ打っていく方式、セットした数字をワンタッチで打つ方式などがある。
[野沢松男]
乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...