チキウ岬灯台(読み)ちきうみさきとうだい

日本歴史地名大系 「チキウ岬灯台」の解説

チキウ岬灯台
ちきうみさきとうだい

[現在地名]室蘭市母恋南町四丁目

室蘭市最南端の地球ちきゆう岬に設置されている灯台。地球岬灯台とも書くが、正式名称はチキウ岬灯台。大正七年(一九一八)二月成立の室蘭区にはすでに大黒だいこく島に灯台(室蘭灯台)があったが、太平洋に面した地球岬にも灯台が必要であるとの地元の要望があった。同年五月に逓信省航路標識管理所が二万八千八五〇円の予算で地球岬の断崖着工、同九年三月に完成した。灯台は水面から九七・二メートルの高さにあり、コンクリート造の一五メートルの白色八角型で、三〇万燭光、二五・五海里の光達距離をもち、同年四月一日より作動した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 あなた 仕組 大黒

事典 日本の地域遺産 「チキウ岬灯台」の解説

チキウ岬灯台

(北海道室蘭市)
選奨土木遺産指定の地域遺産。
1920(大正9)年竣工。建設当初のまま供用されている。道内では光到達距離がもっとも遠い灯台

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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