チベリウス2世(読み)チベリウスにせい(英語表記)Tiberius II Constantinus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チベリウス2世」の意味・わかりやすい解説

チベリウス2世
チベリウスにせい
Tiberius II Constantinus

[生]?
[没]582
ビザンチン皇帝 (在位 578~582) 。1世とも数えられる。短い治世期間であったが外敵との戦いに終始し,先帝ユスチヌス2世時代から続く,アルメニア帰属をめぐる対ササン朝ペルシア戦とイタリアに侵攻するランゴバルド族への対応,そしてバルカン半島ではドナウ川南下したアバール王バヤンによるシルミウム占領および南下の気配などに直面した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android