ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チベリウス2世」の意味・わかりやすい解説
チベリウス2世
チベリウスにせい
Tiberius II Constantinus
[没]582
ビザンチン皇帝 (在位 578~582) 。1世とも数えられる。短い治世期間であったが外敵との戦いに終始し,先帝ユスチヌス2世の時代から続く,アルメニア帰属をめぐる対ササン朝ペルシア戦とイタリアに侵攻するランゴバルド族への対応,そしてバルカン半島ではドナウ川を南下したアバール王バヤンによるシルミウムの占領および南下の気配などに直面した。
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