20世紀西洋人名事典 「チャールズデュラン」の解説
チャールズ デュラン
Charles Dullin
1885 - 1949.12.12
フランスの演出家,俳優。
元・サラ・ベルナール座支配人。
サボア生まれ。
19才でパリに出て放浪生活を送り、メロドラマなどに出演する。1911年に「カラマーゾフの兄弟」のスメルジャコフ役に起用されて、注目を浴びる。’21年にアトリエ俳優学校を創設した。’22年にアトリエ座で演劇活動を展開し、「守銭奴」、「ボルポーヌ」の演技、演出で好評を博し、新演劇全盛時代を作る。著書に「ある俳優の仕事の回想とノート」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報