20世紀西洋人名事典 「チャールズレルベルグ」の解説
チャールズ レルベルグ
Charles van Lerberghe
1861 - 1907
ベルギーの詩人,劇作家。
ガン生まれ。
象徴派の文学運動に活躍した。作品は、同志のメーテルランクが「深遠にして同時に幼稚な、夢のような複雑な、えもいえない美しさ」をそなえていると嘆賞した詩集「つかの間の幻」(1898年)、一少女が死を前にして感ずる恐怖をテーマにした神秘な象徴劇―戯曲「嗅ぎつける人びと」(1889年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報