テストケース

デジタル大辞泉 「テストケース」の意味・読み・例文・類語

テスト‐ケース(test case)

先例とするため、試験的に行ってみる事柄。「テストケースとして行ってみる」
他の事件判例となるべき訴訟事件
コンピューターシステム開発において、システムが意図した通りに動作するかを検証するためのテスト。さまざまな実行条件や手順における、想定される入力結果の組み合わせからなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「テストケース」の意味・読み・例文・類語

テスト‐ケース

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] test case )
  2. 判例となる訴訟事件。
    1. [初出の実例]「裁判所も検事も被告も文壇も出版界も、これをテスト・ケースとして大いに力こぶを入れているが」(出典:伊藤整氏の生活と意見(1951‐52)〈伊藤整〉三)
  3. 試験的に行なわれる事柄。試験台
    1. [初出の実例]「梢やあさにとっては、こんどの悠起枝の縁談は彼女等自身にも、幸福になり得る可能性があるか、どうかのテスト・ケース…だということになる」(出典:君の名は(1952‐54)〈菊田一夫〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む