日本大百科全書(ニッポニカ) 「テルクベトゥン」の意味・わかりやすい解説 テルクベトゥンてるくべとぅんTelukbetung インドネシア西部、スマトラ島南部のランポン地方にある港湾都市。人口約13万。スンダ海峡に大きく湾入するランポン湾湾頭に位置する。120キロメートル隔てたジャワ島北西岸のメラク港との間に鉄道連絡船の定期航路がある。ジャワ島と密接な関係にあり、南からのスマトラ島の門戸をなす。周辺はジャワ人の最大の移住地で、コーヒー、コショウの栽培が盛んである。1983年に、北隣のタンジュンカランと合併してバンダールランプンに改名した。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例