( 1 )江戸期には、洒落本、人情本などに遊里の女性語として多用されている。また、中流商家町人の間では、助詞を介して「他所(ほか)のことではありませんが」のような言い方もされた。
( 2 )一方、江戸期の漢籍国字解などで多用されていた「である」が洋学者により蘭書の訳文へ採用され、その会話態として、肯定形「ます」、否定形「ません」を付けて「であります」「でありません」が発生した。
( 3 ) ( 1 )や( 2 )が相互に影響しあって、明治期に盛んに使われるようになったと考えられる。口頭語では軍隊言葉、演説言葉で用いられ、文章語ではこれを用いた文体が「であります調」といわれる。
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...