ディルドリン(その他表記)dieldrin

翻訳|dieldrin

デジタル大辞泉 「ディルドリン」の意味・読み・例文・類語

ディルドリン(dieldrin)

農薬の一。有機塩素系で、果樹・野菜の害虫駆除などに使われる。土壌農作物への残留性が高く、現在は使用禁止。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディルドリン」の意味・わかりやすい解説

ディルドリン
dieldrin

ドリン系農薬の一種アルドリンに比べて殺虫力が強く,人畜への毒性もかなり強い。残効性が大きく,蓄積性もあり,農薬取締法施行令 (1971.4.1.施行) により,土壌残留性農薬に指定されている。なおアルドリンは動物体内でディルドリンに変化する。 1981年,科学物質の審査及び製造等の規則に関する法律により,特定化学物質 (第一種特定化学物質) に指定され,すべての用途での製造,販売,使用が禁止された。

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