1985年に登録された世界遺産(文化遺産)。ディヴリーイはトルコのシヴァス県にある町で、大モスクと病院が建造されたのは13世紀頃。大モスクはルーム・セルジューク朝のアフメット王が建設を命じ、付属する病院は妻が建築を命じた。いずれも石造りの建物で建築家はアフラト・クルラムシャード。大モスクはイスラムとアナトリアの混合様式が特徴である。扉口には動物模様、植物模様、幾何学模様が刻まれており、碑文も見られる。特徴ある建築様式や中世の文化をよく保存していることなどが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はGreat Mosque and Hospital of Divriǧi