デカン酸(読み)デカンサン

化学辞典 第2版 「デカン酸」の解説

デカン酸
デカンサン
decanoic acid

C10H20O2(172.27).CH3(CH2)8COOH.カプリン酸ともいう.グリセリドとしてパーム油ややし油などの油脂中に,また動物脂のなかに広く含まれている.1-デカノールを酸化すると得られる.無色の針状結晶.酸敗臭をもつ.融点31.4 ℃,沸点269 ℃,170 ℃(3.3 kPa).0.8858.1.4255.水に不溶,有機溶媒に可溶.人工果実味や香料などの合成原料として用いられる.[CAS 334-48-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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