日本大百科全書(ニッポニカ) 「デ・リーベロ」の意味・わかりやすい解説 デ・リーベロでりーべろLibero De Libero(1906―1981) イタリアの詩人、小説家。自己の内面に視点を据えて、アナロジーを多用する叙情詩『至点』(1934)や『諺(ことわざ)』(1937)などから、第二次世界大戦の経験を経て、社会へも目を向けるようになり、リアリスティックな傾向の強い『外国人の本』(1946)などの作品を発表。『残り火から残り火へ』(1971)では暴力に痛めつけられた人間の反抗を描く。『黒い手袋』(1959)など、小説も多い。[川名公平] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デ・リーベロ」の意味・わかりやすい解説 デ・リーベロDe Libero, Libezo [生]1906イタリアの詩人。エルメティズモ派の一人。主著『至天』 Solstizio (1934) ,『祝宴』 Banchetto (49) ,『古いアルバム』 Vecchio album (55) ,『残り火』 Di brace in brace (71) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by