現代外国人名録2016 「デービッドフィンチャー」の解説
デービッド フィンチャー
David Fincher
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1962年8月28日
- 出生地
- コロラド州デンバー
- 本名
- Fincher,David Leo
- 学歴
- オレゴン州アシュランド高〔1980年〕卒
- 受賞
- ゴールデン・グローブ賞作品賞・監督賞(第68回,2010年度)〔2011年〕「ソーシャル・ネットワーク」,BAFTA賞監督賞〔2011年〕「ソーシャル・ネットワーク」
- 経歴
- 地方のテレビ局のニュース・ショーの仕事からスタートし、19歳の時ジョージ・ルーカスの主宰するILMに参加、「スターウォーズ/ジェダイの復讐」「スター・トレック3」「コクーン」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」などの特撮製作に参加。21歳からプロとしてビデオの製作を始め、24歳で会社を設立。マドンナ、ジョージ・マイケル、ビリー・アイドルなどのミュージシャンのビデオクリップを手がけ、革新的でクリエイティブと評価され注目を浴びた。代表作にマドンナ「ヴォーグ」(1990年)がある。CFの世界でもペプシ、レブロン、リーバイスといった大企業のコマーシャルを手がける。プロパガンダ・フィルムの創立者の一人。’92年映画「エイリアン3」で長編映画監督デビュー。その後、ブラッド・ピット主演の「セブン」(’95年)、「ファイト・クラブ」(’99年)を大ヒットさせる。2008年F.スコット・フィッツジェラルドの短編小説を大胆、自由に脚色した「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(ブラッド・ピット主演)が第81回アカデミー賞の13部門にノミネートされる。2010年フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグを描いた「ソーシャル・ネットワーク」を監督、第83回アカデミー賞作品賞・監督賞にノミネートされ、第68回ゴールデン・グローブ賞作品賞・監督賞を受賞。2011年スウェーデンの世界的ベストセラー・ミステリーを映画化した「ドラゴン・タトゥーの女」を発表。他の作品に「ゲーム」(1997年)、「パニック・ルーム」(2002年)、「ゾディアック」(2007年)、「ゴーン・ガール」(2014年)、テレビシリーズ「ハウス・オブ・ガード 野望の階段」(2013年,製作総指揮も)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報