トゥゲガラオ(読み)とぅげがらお(その他表記)Tuguegarao

デジタル大辞泉 「トゥゲガラオ」の意味・読み・例文・類語

トゥゲガラオ(Tuguegarao)

フィリピンルソン島北東部、カガヤン州都市。同州の州都カガヤン川沿いに位置する。同州の学問商業中心地であり、スペイン統治時代から大学が置かれた。タバコ、米、サトウキビを産する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「トゥゲガラオ」の意味・わかりやすい解説

トゥゲガラオ
とぅげがらお
Tuguegarao

フィリピン北部、ルソン島北東部の都市。カガヤン州の州都。カガヤン川の河口から約100キロメートルの右岸に位置する。人口12万0645(2000)。タバコの産出で知られるが水田も多く、近年はサトウキビ畑が増えた。マニラとは陸路のほか航空路でも結ばれている。元来はイバナグ人の地域であったが、19世紀後半からイロカノ人の移住者が増えたため、いまではイロカノ語が広く用いられている。

高橋 彰]

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