現代外国人名録2016 「トニーガトリフ」の解説
トニー ガトリフ
Tony Gatlif
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1948年9月10日
- 出生地
- アルジェリア
- 受賞
- カンヌ国際映画祭監督賞〔2004年〕「愛より強い旅」,モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門最優秀作品賞〔2009年〕「Korkoro」
- 経歴
- フランス人の父とスペイン・アンダルシア地方のロマの母の間に生まれる。1960年代初頭に家族でフランスへ渡り、ストリートチルドレンのような生活をする。美術学校の演劇科入学に伴い役者になり、舞台を経て、’75年映画監督としてデビュー。「王子たち」(’83年)、「出発の道」(’85年)で世界的に注目される。セザール賞にノミネートされるなど欧州各地の賞を獲得。ロマの人々の生き様や音楽を描いた作品を撮り続ける。他の監督作品に「ガスパール君と過ごした季節」(’90年)、「ラッチョ・ドローム」(’93年)、「モンド」(’94年)、「ガッジョ・ディーロ」(’98年)、「ベンゴ」(2000年)、「僕のスウィング」(2002年)、「愛より強い旅」(2004年)、「トランシルヴァニア」(2006年)、「Korkoro」(2009年)、「怒れ!憤れ!ステファン・エセルの遺言」(2012年)、「ジェロニモ 愛と灼熱のリズム」(2014年)などがある。2003年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報