現代外国人名録2016 「トミー・リージョーンズ」の解説
トミー・リー ジョーンズ
Tommy Lee Jones
- 職業・肩書
- 俳優
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1946年9月15日
- 出生地
- テキサス州サン・サバ
- 学歴
- ハーバード大学(英文学)卒
- 受賞
- アカデミー賞助演男優賞(第66回,1993年度)〔1994年〕「逃亡者」,エミー賞主演男優賞〔1983年〕「死刑執行人」,ゴールデン・グローブ賞助演男優賞(第51回,1993年度)〔1994年〕「逃亡者」,カンヌ国際映画祭男優賞・脚本賞(第58回)〔2005年〕「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」,ACC CMフェスティバル演技賞(日本,第47回,2006年度)〔2007年〕「ボス」(サントリー)
- 経歴
- フットボールに才を見せ、1964年全ダラス地域のラインバッカーに。’68年全米アイビー・リーグでMVPに選ばれる。演劇にも目ざめ、ハーバード大学では英文学を専攻しながら、演劇部に4年間所属。卒業後ニューヨークに出て、ブロードウェイで「A Patriot for Me」でデビュー、「Four in a Garden」などの舞台を踏む。’70年「ある愛の詩」で映画デビュー。以後映画、テレビに活躍し、テレビ映画「死刑執行人」で’83年のエミー賞主演男優賞を獲得。’91年映画「JFK」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、’93年「逃亡者」で同賞を受賞。’97年ウィル・スミスと主演した「メン・イン・ブラック」が大ヒット。2005年初監督作「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(脚本・製作・主演も)でカンヌ国際映画祭男優賞と脚本賞を受賞。2007年コーエン兄弟の「ノーカントリー」でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。主役、脇役、悪役いずれもこなす演技者として活躍。他の出演作に「ジャクソン・ジェイル」(1976年)、「ローリング・サンダー」(’77年)、「アイズ」(’78年)、「歌え!ロレッタ愛のために」(’80年)、「ブラック・ライダー」(’86年)、「アパッチ」(’90年)、「沈黙の戦艦」(’92年)、「天と地」(’93年)、「ブルースカイ」「依頼人」(’94年)、「バットマン・フォーエヴァー」(’95年)、「追跡者」(’98年)、「ダブル・ジョパディー」(’99年)、「英雄の条件」「スペースカウボーイ」(2000年)、「メン・イン・ブラック2」(2002年)、「ハンテッド」「ミッシング」(2003年)、「告発のとき」(2007年)、「メン・イン・ブラック3」「リンカーン」(2012年)、「終戦のエンペラー」(2013年)など。1995年初来日。歌舞伎の大ファンで、日本通として知られる。また2006年からサントリーの缶コーヒー「BOSS」のCM〈宇宙人ジョーンズの地球調査〉シリーズに出演。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報