トリフェニルクロロメタン(その他表記)triphenylchloromethane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

トリフェニルクロロメタン
triphenylchloromethane

化学式 (C6H5)3CCl 。無色結晶。融点 112~113℃。塩化トリフェニルメチルともいう。そのベンゼン溶液に銀粉を加えると,トリフェニルメチル遊離基 (C6H5)3C・ を生じ,黄色を呈する。この反応は M.ゴンベルグによって研究され,最初の遊離基の発見 (1900) となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む