デジタル大辞泉 「どっぷり」の意味・読み・例文・類語 どっぷり [副]1 十分に液体をふくませるさま。また、湯などによくつかるさま。「墨をどっぷり(と)つける」「肩までどっぷり(と)つかる」2 ある環境にすっかりはまっているさま。「悪の道にどっぷり(と)つかる」[類語]とっぷり・十分・十二分・丸ごと・すっぽり・すぽっと 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「どっぷり」の意味・読み・例文・類語 どっぷり 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 液体を十分に含ませるさま、湯水などに十分に浸るさまなどを表わす語。ある環境にすっかりはまりこむさまにもいう。[初出の実例]「良(やや)あって江戸っ子は墨をドップリ附けて其紙の隅から隅まで悉皆(すっかり)塗抹(ぬっ)て仕舞ました」(出典:落語・京阪見物(1894)〈三代目春風亭柳枝〉)「日常的な俗悪さの中にどっぷりつかって暮しているのに」(出典:がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉よろず修繕屋の妻) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例