ドミニクストロスカーン(英語表記)Dominique Strauss-Kahn

現代外国人名録2016 「ドミニクストロスカーン」の解説

ドミニク ストロスカーン
Dominique Strauss-Kahn

職業・肩書
政治家,経済学者,法律家 元フランス財務相,元国際通貨基金(IMF)専務理事,元パリ政治学院教授

国籍
フランス

生年月日
1949年4月25日

出生地
ヌイイ・シュル・セーヌ

本名
Strauss-Kahn,Dominique Gaston André

学歴
パリ政治学院卒,高等商業専門学校(HEC)経営大学院卒,パリ大学統計研究所卒,国立行政学院(ENA)

学位
経済学博士(パリ大学)

経歴
1981年パリ第10大学(ナンテール)教授などを経て、1988〜91年フランス社会党下院議員。’91年5月クレッソン内閣で産業・貿易担当相、’92年4月ベレゴボウ内閣の産業・貿易相。’95年から社会党書記局員。’95〜97年サルセル市長。また、’93〜97年には企業弁護士として民間部門で活動した。’97年6月ジョスパン内閣で経済・財政・産業相(財務相)となり、国営企業の民営化など、財政再建に尽くす。’99年11月フランス学生共済組合(MNEF)の顧問弁護士を務めていた時に資金の不正流用事件に関与していた疑いをかけられたことを理由に辞任。2000年以降パリ政治学院で経済学の教鞭をとるほか、米国スタンフォード大学客員教授を務めた。2006年11月、2007年の大統領選候補を選出する社会党党員投票でロワイヤル敗退。2007年10月下院議員辞職。同年11月国際通貨基金(IMF)専務理事に就任(任期5年)。2008年秋以降の金融危機ではギリシャなど欧州各国へのIMF支援を主導した。2011年5月ニューヨークのホテルで女性従業員に性的暴力を働いたとして、逮捕起訴される。同月IMF専務理事を辞任。同年8月ニューヨーク検察局は女性の虚偽証言で、全ての起訴を取り下げた。親日家。著書に「家族の経済と資産蓄積」(1977年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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